電験三種 ボクの場合の勉強の進め方

全般
  • 独学か 通信教育などか ・・・独学
  • 一発合格狙いか 3年計画か ・・・一発合格狙い
  • 過去問中心 

独学か 通信教育などか

なんとなく独学でした。独学だと、初期投資は参考書4冊+問題集1冊で2万円以下。通信教育などは投資額が高額になるので最初は検討しませんでした。何回か 不合格になったりしたら考えたと思います。実際、独学でも通信教育でも自分の時間が無くなることは同じ。当てられる時間は自分の生活から割り出せます。50代の人は家族もあり、仕事の関係もあり、勉強の時間は大きく取れないでしょう。勉強時間という意味では独学でも、通信教育などでも同じ。ただし、一人の勉強時間を有効に使えていない、どこまで勉強すれば合格に到達できるか分からない という場合はもちろんアリです。ボクは幸いにも2年で合格できましたが科目合格がリセットされる場合には通信教育など何らかのテコ入れとして検討したと思います。

一発合格狙いか 3年計画か

一発合格狙いをオススメしたいです。結果的に短期合格につながると思います。受験生生活は辛いので、長期化したい人はいないと思います。とはいえ、数学力が大きく左右する電験受験。数学があまり得意でない人と数学どんと来いの人では数百時間の差が出ると思います。数学の補強が必要な方は一発合格は最初から諦め も止むを得ないかもです。その場合でも2年計画くらいにしたいです。組み合わせは、理論+機械、電力+法規 ですかね。理論+機械の年が辛いですが。何となく理論が一番難しかった記憶がありますが、過去問の平均点が低いのは機械でした。どちらかが鬼門と思われます。

2年程度で合格したい訳は、2年計画で進めて不幸にも不合格の場合、3年目を使って合格を目指せるためです。たまたま難しい年などあります。体調が悪い、など運が無かっただけで1年増える場合のため3年目は予備とすべきと考えるためです。

もちろん長期化でだんだん記憶力が低下していくのは50代の悩み。なるべく短期決戦が良いと思っています。

過去問中心

問題は過去問を中心に解きました。過去問のメリットは以下です。

  1. 自分の解くスピードが分かる
  2. 試験本番のレベルが分かる
  3. 試験の傾向が分かる

1、2について。試験本番の難易度が分からなければ自分の解けた、解けない が実力的に合格水準かどうかわかりません。また、時間内に解けるかどうかも同じです。日々過去問を解いているときに自分が合格までの、どの位置にいるか確認して、残り時間でやるべき内容を検討・修正していきましょう。

3について。参考書の中で重要な箇所、重要でない箇所がわかります。何回も出題されている重要な箇所でも、同じ難易度の問題ではありません。難易度は上昇し続けると思われます。

電験はゼロサムゲームではなく、基準点以上で合格。ですが、微妙に調整が入ります。出題者の立場で考えると、受験者平均点と合格基準点の関係は毎年同じようにしたい、合格率が極端に上下するのは避けたい と予想します。過去問を解いている受験生は多く、同じ内容の問題では正答率が上がってしまいます。つまり、傾向が同じ問題を出す場合、少しづつ難しくしていく と予想されるのです。実際に過去問を解き続けていると実感する人もいると思います。よって電験受験生数が、同じか増加の場合、時間とともに難易度は上昇すると予想できるのです。また、同じ理由で これまでに出なかった範囲の出題が増えると予想できます。これは大学受験も含めて、一般的に毎年行う試験について言えることだと思っています。

と、いうことは少なくとも過去問を解いたときに合格ギリギリでは、難易度が上昇したときに不合格圏に入ってしまうということです。過去問を解いている段階では余裕を持って合格圏にいる必要があります。

 過去ログに電験三種の過去問を解いた実績と本番の試験の自己採点結果を載せています。電験受験2年目法規の過去問で、余裕の点数80点位を取っていても本番では60点台と大きく下がりました。練習段階ではマージン取って合格圏の実力を目指すことをオススメします。以上、何か参考になったら嬉しいです。

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