電験三種 勉強開始〜合格まで(その2)

全般

これから電験三種に挑戦する方の参考に、ボクの場合の学習計画・実行・挫折の経緯を示します。

前回のあらすじ

電験三種4科目分 約1500頁の参考書を毎日10頁読む目標で学習計画を立て、読み始めました。

 参考書を読み、大事だな〜と思った式をノートに書き写します。公式の数は最小限にして、おぼえます。最終的にはノートに書き写した公式も数が多くなり、覚えるのはさらに厳選したものだけになりました。

 完マスシリーズは節目に練習問題が出てきます。これらも、もちろん答えを隠して解く。いきなりの過去問ですが、一旦5分くらい考えて分からなければ参考書の関連箇所を読んで解いてみました。読みっぱなしより記憶の定着が出来たと思います。

理論科目 参考書読み 

 理論科目はクーロンの法則など、昔 学生の頃習ったことから入ります。当時 難しいのを頑張って理解した記憶を再度呼び出すような感じで、前半は とっつきにくいことは ありませんでした。新しかったのはYーΔ変換あたりから。結局、全体の半分くらいは馴染みがない知識です。自分なりに理解しながら読み進めて行きます。電験三種 理論科目の一番難しい分野は過渡現象と思っています。過渡現象は二階微分方程式が解ければクリアできます。

こんな作業をしながらテキスト読み一日10頁はかなり辛く遅れていきました。

理論は2017年9月8日から読み出し、10月24日までかかりました。308ページに対して47日かかっています。一日あたり6.6頁。最初から大幅な遅れ。

機械科目 参考書読み

 機械の参考書を読んでいく。最も重要な変圧器、誘導機、直流機、同期機。たとえば変電器は理屈は分かるが実感は沸きません。同期機もかなりとっつきにくい。このテキストは網羅的に非常に詳しく書いてあり、とても良い参考書でした。それでも概念図での理解は中々の苦痛でした。誘導機、同期機はネットでも調べました。

機械は2017年10月24日〜12月31日で読み切りました。1日あたり6.1頁。またも目標を下回り、遅れます。

電力科目 参考書読み

次に電力を読みます。電力は暗記の部分も多い科目。計算問題の比率も下がって単純に読み物としても面白く読めました。部屋の窓から見える電線に取り付けられた碍子の役割など初めて知って納得。多少実感も湧きます。ただし覚えられるかどうか とは別。参考書のボリュームも最大。徐々に遅れていた毎日10頁は一旦遅れてしまえばとても挽回できるものではありませんでした。

2018年1月1日から読み始め2月28日までかかりました。一日あたり7.7頁。

勉強計画の修正

(2017年9月時点での作戦) 再掲

  1. 2017年9月8日〜2018年2月末(5ヶ月+α) 4科目テキストを10頁/日のペースで読む
  2. 2018年3月頭〜7月末 過去問
  3. 2018年8月頭〜8月末(1ヶ月) 直前追い込み & マージン
  4. 2018年9月頭 電験三種試験本番

1.から躓いています。作戦変更が必要です。ボクは一発合格を目指してきましたが、電験三種は科目合格制度もあり、最悪2年での合格も視野に入れていました。優先順位落とすなら、暗記科目の法規。本番直前の1ヶ月くらいのマージンを当てられれば法規の合格も狙える可能性があります。

4科目全部の参考書を読み終えることにこだわらず、2.の過去問に進み、読んだ知識の定着に進むことにしました。

その3に進みます。電験三種 合格まで はその4で終了する予定です

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