電験二種 〜合格まで その5

二次試験

前回までのあらすじ

電験二種一次試験を電力のみ残し、合格していました。二次試験の計算問題対策を始めました。具体的には『戦術で覚える!電験2種二次計算問題』電気書院 の過去問をひたすら解いて解説を理解する です。

機械・制御 対策

過去問を解いていくうちに、機械・制御 科目の『自動制御』分野の過去問は比較的パターンが一定という事に気が付きました。特性方程式をラプラス変換を使って解くパターンです。

ラプラス変換は何をしているか 分からず、とっつきにくいと感じていました。電験三種や電験二種の理論科目で微分方程式を解くときにも使えるのですが、ボクはラプラス変換が嫌いだったので積分して解いていました。ラプラス変換については結局何をしているか、証明を調べて理解しましたが、結論としては公式として暗記してしまえば良いと思います。

自動制御の過去問は比較的パターン化しているのでやり方を覚えてしまえば高確率で完答できそうです。しかし、計算量が多いです。スピードが求められます。機械・制御科目は1時間で2問選択。1問30分ですが、実際は4問から2問を選び出す時間、見直しの時間を考えると25分で解きたいところ。出来たら20分を目指したい。過去問を解いて計算ミスをなくしスピードアップを狙いたいところです。

ただ、自動制御の過去問を解いていると、年を追って徐々に難しくなってきているとも感じました。自動制御を1問として当てにするのは良いとしても、傾向が変わって無理と思ったときに終了 となるのはまずい。もちろん他の分野も鍛えて、本番当日は一番解けそうな2問を選択できるようにするべきです。(最終的には捨てましたが)パワーエレクトロニクスも、この頃は真面目に取り組んでいます。

変圧器、交流機、同期機、直流機の内、直流機は若干 取り組みやすい。ただし、直流機が出るとは限らないので絞るのは危険。きちんと全分野を解いています。

電力・管理 対策

電力・管理は比較的取り組みやすいのが『発電』分野の水力発電のダム発電量から効率を求める問題。桁が多いですが、これも大体のパターンが決まっていて、練習したら何とか解けそう。『施設管理』分野も時系列の発電量が示されるなどパターンがあり、ややこしいのですが丁寧に計算ミスをなくせばできそう。一方、変電、送電、配電は難しい。百分率インピーダンス、ベクトル、複素数など駆使し、二次試験のまさに壁。しっかり応用力をつけないと解けそうにありませんでした。細かくはまた触れようと思います。

それまで月50問ペースで、過去問題集を1回解きましたが、11月はインフルエンザにかかるなど12問しか出来ませんでした。12月。2回目に入っても月50問ペースです。しかし、年が明けると、やはり緊張度が変わってきます。ペースが上がってきます。

続きます

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