電験二種 〜合格まで その4

二次試験

前回までのあらすじ

電験三種のこり1科目の年、電験二種も目指すことに。電験二種二次試験は難しすぎるので、一次試験を1科目残すこと(3科目合格)を目標に。9月。結果的に電力のみが不合格。当初の予定とはちょっと違うが、作戦通りに。(電験三種は何とか合格)

電験二種 二次試験とは

電験二種二次試験は、電力・管理、機械・制御 の2科目です。一次試験と違い、筆記試験です。カンで選択したけどラッキーにも正解!はありません。分からなければマジ白紙です。合格点は合計108/180点ということで60%の得点が目標になります。電験二種の二次試験は問題選択制。

  • 1科目目 電力・制御は6問中4問選択。目標は2問完答1問半解〜3問完答。最悪1問落とせます。
  • 2科目目 機械・制御は4問中2問選択なので目標1問完答1問半解で75%となり合格。つまり、1問全滅してしまえば50%しか得点できず不合格確定となります。こちらは解答用紙をほぼ埋める事が必要になります。

次に、計算問題と論述問題があり、どう対応するか です。

論述問題は書く分量、盛り込むべきキーワードを全て書けるか など曖昧なところがあり、完答は難しい。計算問題を鍛えて完答を目指します。これが得点源。なるべく計算問題の苦手をなくし、試験本番では計算問題を選択して解く。

  • 機械・制御科目は計算問題の割合が多い というより、論述問題は2年に一回1問出題される位の頻度のようです。この前提で、機械・制御の論述問題は捨てました。
  • 電力・管理科目は問題数も多く、4問の選択で論述問題を選択せざるを得ない事はありえます。計算問題3+論述問題3問という場合、4問選択で必ず1問 論述問題を選択せざるを得ません。これを0点で落とすと、残り3問の計算問題の内、2問完答1問半解が必要になります。これは計算問題の実力が相当必要になります。電力・管理に関しては論述問題にも対応必要。過去問での頻出問題についてキーワードを覚えておく くらいは必要です。なるべく計算問題が4問出ることを祈る感じ

とりあえずは1年の勉強時間をとったのです。論述問題=暗記問題 は直前に残しておき、じっくり腰を据えて二次試験の計算問題の訓練をすることにしました。

勉強開始

結局ボクの場合は2019年一次試験を1科目落としてしまい、3科目合格しました。一次試験残り1科目と二次試験対策を1年間勉強して2020年に電験二種に合格しました。ですから二次試験について言えば一発合格しました。

二次試験については、試しに1ヶ月勉強して、その難易度と自分のペースを確認しています。その時1ヶ月間で計算問題49問しかできませんでした。その後、一次試験後の9月3日から本格的に勉強をはじめました。その頃解いていた戦術で覚える!電験二種二次計算問題は全部で156問あります。1回目が終了する11月までは月50問ペースでしかできませんでした。月50問は週末も含めて1日2問以下で実現できる数字です。平日1問で週5日✕4週=20問。週末4問で週2日✕4週=32問くらいにペースです。9月50問、10月53問、11月11日 やっと1冊全部1回解きました。この間、ラプラス変換とは?最終地の定理って?など解説を読むだけでは理解が不足しているところを調べながら進めたので、ペースは遅いです。苦しい期間でした。

その中で、徐々に 機械・制御科目 については、作戦が立ってきました。制御問題を選択するのです。ですが、その場合 スピードが課題となります。

続きます。

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