電験二種 〜合格まで その3

一次試験

前回までのあらすじ

6月。やっと電験二種二次試験の受験を諦め、一次試験の3科目合格目標に切り替えた。電験二種一次試験は法規を残し、二次試験対策を1年行い、翌年に完全合格を狙う。電験二種一次試験(+電験三種)の本番まで残り3ヶ月。

電験二種一次試験本番まで残り3ヶ月

計画の見直しを行います。電験三種の法規も不安な実力。もちろん電験二種一次試験の3科目も自信を持てません。6月:電験二種一次試験3科目、7月:電験三種法規科目、8月全科目見直し。

6月末まで1ヶ月かけて、一次試験の4科目について5年分の過去問を解きます。5年分の平均は理論65.4、電力57.6、機械61.6、法規39.6点でした。理論は2月頃に解いた時より下がっています(泣)。やはり、参考書読み切ったすぐと、数カ月後では忘却曲線通りに下がってきます。まだまだ定着までは無理。ですが、法規以外は戦えそう。

7月、電験三種法規に戻ります。3月〜4月に行った過去問では平均51.5点という不安な結果を得ています。この1ヶ月で法規を完璧にして8月には直前対策=全科目見直しを行いたい。電験三種法規の対策は過去に書きました。

8月、全科目の直前対策です。全科目と言っても、電験三種 法規+電験二種一次試験 理論、電力、機械 の4科目。電験二種の法規は落とすつもりで勉強はしませんでした。8月29日まで過去問中心に、電験二種一次試験の3科目5年分を1回。同じ過去問を3回解いたことになります。(電験三種の法規は10年分過去問を解いています)

初見の問題ではないので、正解は解説を読む必要がなく、進みは速いです。

結果は、平均点で理論:69.8点、電力:58.3点、機械:64.0点でした。電力が若干不安。余裕なし。理論と機械はマージンが取れていそう。

一方、電験三種の法規は完璧に仕上がった と思っていました。(リンク

試験本番

8月30日 愛車で広島に向かいます。電験二種は各県に試験会場がないので注意が必要です。行ったことが無い試験会場に、試験本番当日に向かう。渋滞や道に迷って遅れるような余計なトラブルは避けるため前日入りします。自分一人だしコストダウンでカプセルホテルで一泊。

次の日、一次試験本番。会場である広島工業大学に人が歩いていきます。電験三種の試験では若い人が多く、オジサンはちょっと浮いている実感がありましたが、電験二種はちょっと年齢層が高い気がします。かなりマシです。

理論。問題は完答できるか です。時間配分をうまくできれば合格圏のはず。何とか最後まで解きました。電力。全く聞いたことがない単語を選択する羽目に。電験三種の勉強だけで過去問を解いているときから、参考書に全く載っていない分野というか、細かいところが出る気がしていました。

機械。自信を持てない選択肢に『?』マークをつけて後からもう一度考えようと思ったら?だらけに。法規。元々捨てています。

試験終了は17:30です。朝9:00からの試験で疲れていましたが、駅前で夕食を取り2時間程度のドライブで自宅へ。翌日は電験三種の試験です。

過去問で満点取ることもあったくらいに鍛え込んだ電験三種法規試験。いざ本番は・・・やっぱり難しい。不安を覚えます

試験結果

9月3日。ネットの解答速報で合否を予想します。

電験二種一次試験 理論 76点 合格

電力 52点 不合格

機械 75点 合格

法規 56点 合格

なんと、法規は受かってしまいました。でも電力は落ちました。結果的に1科目落とす作戦通りに。やはり、直前で不安のあった電力が落ちてしまいました。練習で力が出せないものは本番でもダメですね。と言いながら何故か、法規は受かっていました。

(電験三種の法規も64点で何とか受かっています。結構ギリギリ)

9月。計画通り電験二種の二次試験対策を、ほぼ1年かけて対策し電験二種合格を目指します。続きます。

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