電験二種 〜合格まで その6

二次試験

前回までのあらすじ

電験二種二次試験 計算問題に集中して勉強を開始。月50問でペースが上がらないが過去問問題集は1周した。問題集は『戦術で覚える!電験2種二次計算問題』です。

過去問 問題集を解く

1月。問題集も2回目に突入して、解説を読んで理解する時間も少なくなり、正解する問題も増えてきてペースが上がってきます。冬休みもあるのでペースを上げたいところです。正月をゆっくり過ごしている場合ではありません。アイキャッチは1月1日のもの。

1月80問、2月76問、3月83問。それまでの50問/月のペースから大分あがりました。だいたい平日2問休日4問で週18問で月80問のペースです。実際は1月より3月の方がペースが上がっています。大したこと無い勉強量なのですが、当時は非常に大変な思いをしてノルマを守っていました。

2月7日。問題集2回目終了。すぐに3回目に入ります。解くまでにかかった時間もメモするようにします。問題によっては20分以下で解ける物も出てきます。

しかし計算ミスが多い。原因の一つは桁間違い。電験二種二次試験は有効数字3桁で答えることが指定されているので、導出の計算はそれ以上の桁で行う必要があります。原因のあと一つはそもそも計算過程がややこしい。複素数/複素数の計算など電卓を用いていても計算ミスします。計算問題解答の考え方、道筋がわかっていたのに計算ミスする という展開も多いです。

実力確認

4月5日。3回目終了。二次試験本番まで、あと半年ちょっと。過去問を解いて自分の実力を確認することにしました。これまでも過去問を解いているのですが、分野でソートしてあるので、同じ傾向の問題が連続しています。これでは二次試験本番と同じ問題数を解いたとしてもシミュレーションになりません。

今回は、『電験2種模範解答集(電気書院)』を使っています。この問題集は年度別にソートされていて、本番と同様のシミュレーションが出来ます。練習で使ってきた『戦術で覚える!電験2種二次計算問題』より採用する過去問が新しいので初見の問題で力試しできます。時間も測って本番と同様のつもりです。勉強していない論述問題も一次試験や電験三種の知識で本番と同じ気分で足掻いて少しは答えます。

2017〜2014の4年間について解いてみた結果は・・・

  • 機械・制御科目は3年度分 合格(と予想しました)
  • 電力・管理科目は4年度全部不合格(と予想です)

合格か、不合格か は自己採点で1問完答(1問満点)かどうか をカウントしました。完答できなかった問題の中間点が分からないからです。例えば 機械・制御科目は1問完答=正解して、残りの1問が計算違いや、小問を正解の場合は合格。全滅なら不合格。

この考え方を適用すると、電力・管理科目は完答2or3問必要。3問なら合格。2問完答ならあと1問が計算違いや小問正解で合格。2問全滅なら不合格。1問完答+3問中間点で合格の可能性もあるのでしょうが、よくわからないので不合格としています。多少辛めに評価しています。

3回過去問問題集を解いた後の、電力・管理の結果はボクにとって衝撃でした。過去問を解くペースも上がって実力がついてきたと考えていました。たしかに機械・制御は順当に実力がついてきたようです。しかし電力・管理科目は非常にまずいです。電力・管理科目には論述問題が含まれます。勉強していない論述問題は完答にカウントできないので不利ですが、それが全年度不合格の原因ではありません。計算問題でも完答出来ているものが殆ど無いことが原因です。2問完答を目指しているのに計算ミスや小問を落として、この条件をクリアできません。

二次試験まであと半年ちょっと。このままの勉強方法で進めれば良いのか 悩みます。問題集は156問。月80問ペースなので2ヶ月かかります。あと3〜4回解けると思いますがそれで合格の実力がついているのか?作戦を変えるなら残り時間を考えるとラストのタイミングです。

過去問問題集を変えることにしました。これまで計算問題に特化してきたので、残りの時間で、一次試験の電力、論述問題の対策もしなければなりません。

続きます。

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