電験二種 〜合格まで その2

一次試験

前回までのあらすじ

12月に電験二種を受ける決断をする。ざっくり計画を立てた。とりあえずは電験二種二次試験合格まで狙うか、二次試験合格を諦めるか、なるべく早い時期の4月に1ヶ月間、二次試験の過去問を解いてみて、考えることにした。

  • 二次試験合格を目指す場合
  • 二次試験を諦めた場合

12月 電験二種一次試験 理論科目の勉強開始

まずは、以下の電験二種一次試験の参考書、問題集を買いました。

  • 参考書:Ohmsya 電験二種徹底マスター 理論
  • 問題集:電気書院 電験2種模範解答集

参考書の徹底マスターは電験三種で基礎が出来ている人には十分 理解しやすいものと思います。やはり網羅的に書いてあるので過去問で行き詰まっても頼りになります。

問題集の電験2種模範解答集は一次試験、二次試験両方を5年分載せています。とりあえず、全科目の問題を一通り解いてみて、苦手な科目を探す という用途が良いと思います。不足な科目について専用の問題集を買う ということです。二次試験も睨んでいるボクにとってはちょうどよかったです。ただ、問題と解答が続きであるので、見やすい反面、解くときに隠すというひと手間がかかります。

まずは徹底マスターを読みながら、練習問題を解く。電験三種の理論科目と雰囲気は似ています。ざっくり1ヶ月で終わらせたい。本文は320頁くらいなので1日あたり10頁ペースを維持したい。が、計算を追いながら理解しながらの10頁は平日1〜2時間しか勉強時間が取れないボクにとっては難しい。いつもの通り徐々に遅れ始めます。

2月17日 やっと徹底マスター理論を一巡します。早くも半月の遅れ。

2月 電験二種 過去問開始

問題集の理論科目から始めます。予定は1ヶ月。理論、電力、機械の3科目のみ5年分を回答します。平均点の結果は、理論 77.6、電力 50、機械 61.6点という結果でした。電力が不安。時間は気にせずなので、ちょっと甘めですが、この時期としては悪くない結果です。

3月23日電験二種一次試験の3科目の勉強を終わり、一旦電験三種法規の勉強に戻ります。この時点で予定から また少し遅れ、トータルで3週間ちょっと計画からずれています。この日から電験三種過去問10年分を1回やってみます。1ヶ月位経った4月27日、平均51.5点という不安な結果を得ます。でも計画した(約)1ヶ月が経ったので、計画通り いよいよ電験二種二次試験の腕試しをしてみます。

使ったのは、『戦術で覚える!電験2種二次試験問題』 電気書院さま です。この本は二次試験の計算問題の過去問に特化した問題集で、解説が親切です。で、やってみたところ、ほぼ丸が付きません。

5月31日 二次試験の問題を解いて1ヶ月ちょっと。全部で49問解きました。1ヶ月で50問ペースで進めることが出来る という感じです。この問題集は156問あるので、1回全部解くのに、あと2ヶ月必要。と、いうことは1回目終了時点で7月末。8月頭には電験三種と電験二種一次試験の直前対策を始めなければなりません。この年に二次試験を受けようとすると、せいぜいこの問題集を2回目解いている途中くらいで本番になりそう。で、これまで1回目解いた結果は、ほぼ正解できていない。答えを見て理解しながら進めてきたが、目標の6割正答できるか。

6月1日 やっと二次試験を狙うことを諦めました。当初の予定からは1ヶ月遅れでした。遅れがなくても、この年に二次試験合格は無理だったでしょう。電験二種一次試験は法規以外の3科目合格を狙うという方針が固まりました。

続きます。

タイトルとURLをコピーしました