電験二種を目指すまで

全般

電験三種 受験後

9月上旬。電験三種1回目の受験で3科目合格した と過去問の答え合わせからわかりました。残りは法規のみです。勉強計画としては計画通り。一発合格は果たせなかったものの、2回目の受験で合格できそうな結果を残せていました。法規は暗記もの。試験直前になってから詰めて暗記の方が効率が良いです。つまり、8月末の試験に備えて4月くらいから勉強始めれば良さそうです。

ここで、悩みました。受験生生活にピリオドを打ち、普通の生活に戻る という誘惑は強いものでした。ゆっくり羽を伸ばして4月から法規の勉強を始めて合格を狙う。仮に法規科目に落ちてももう一年チャンスがあります。仕事しながら、子育てで家事を(多少)負担しながら、基本 正月も盆も出張も関係なく毎日勉強する生活。法規科目を残しているので完全ではありませんが、4月までの期間でも勉強しない生活に戻りたい、開放されたい気持ちは強いものでした。

ですが、電験の知識を3科目合格まで伸ばしました。勉強を止めると、すぐに実力は落ちていくでしょう。今の実力に勉強を上乗せして電験二種を狙う。これができるのは、一生の内、今しかできないと思われます。

じゃあ電験二種を受ける一択かと言うと、そうではないと思いました。エネ管など、勉強してきたことを活かせる他の資格もありますし、1年単位で勉強するなら他の資格も ありです。実は元々、電験三種を志すまえに、畑違いですが法律的な別の資格のために数年間 勉強していました。その資格を挑戦し直す という選択もありました。

この、法律系資格について過去問を少し解いてみたところ、びっくりするくらい実力が落ちていました。あと一年頑張っても、とても合格できない と考えられたので、法律系資格の取得は諦めました。電験三種の見込みが立ち、別の選択肢が出来て損切りできたということですね。

結局、12月にやっと電験二種に挑戦する決断をします。3ヶ月以上のロスです。その間、全く何もしなかったわけでは無く、電験二種の一次試験 理論科目用の参考書を購入などしています。なんやかんやで3ヶ月くらい電験の勉強はしなかったのでリセットして気分転換になったかもしれません。

電験二種に挑戦することにした理由

  • 電験三種の実力を維持したまま受験できる機会は もう無いと思われたこと
  • 実務経験が積めないかもしれないので定年後の再就職の武器として、電験三種より有利とおもわれたこと。また、電験の資格が活かせる部門への配置転換が今の会社で期待できること

エネ管など系統が似ている資格を目指すのも一つの手だったのでしょうが、ここは欲張って難易度が高い電験二種を選びました。

今のサラリーマン業を定年まで or 再雇用して続けるにしても会社の中で何をやるか です。ボクは入社以来ずっと開発業務をしてきましたが、ここ何年も開発業務から遠ざかり管理業務に入り、口を出すだけでガッツリ開発業務をしてきませんでした。役定後も若手の開発担当者に混じり一開発担当者に戻るのはきついと感じています。かと言って、今の会社にしがみつく方が給料などの面で利点があり、辞めるわけには行かない。大して仕事せず邪魔者扱いされるのは辛い。社内を調べて電験二種ならニーズがあることがわかりました。

大きなメーカーなので敷地内の建物も多く拠点ごとに電験二種の電気主任技術者が必要。ただし電験二種はえげつなく難しく、資格者が少ない。と、言うことでいずれ棟管理部門へ異動し、電気主任者実務を経験しながら定年後に備える という作戦を考えています。最悪、電験二種なら実務経験なしでも需要があるのでは〜?とか甘い事も考えています。

長丁場の資格勉強、グズグズ悩みながら続けていましたが、資格を得て何がしたいか 念頭に置いておけばモチベーションの維持ができるのではないでしょうか?

以上参考になったら嬉しいです

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