素人解説 令和4年度下期 電験三種 理論科目問4

電験三種

50代のボクです。50代に入ってから電験の勉強を開始し、3年で電験三種、電験二種ホルダーになりました。素人ですが、過去問の解説を試みます。自分で解くなら こんな感じ を分かりやすく示したいと思います。素人解説なので電験二種合格者でも、この程度ということでご勘弁を。

令和4年度下期 第三種電気主任技術者試験 理論科目 問4

出典:令和4年度下期  第三種電気主任技術者試験  理論科目 問題 問4

普通は導体と電荷の間の力を求めるところと思いますが 導体間の力です。また、2本の導体間の力は すでにFで与えられています。まず、2本の導体間の力で3本の導体間の力を求める必要があります。

3本の導体は全て同じ方向に電流が流れているので、図のように反発し合います。図は本番と同じように時間を測って実際に解いているときのノートを写した写真なので汚いです。3本の導体を1本対1本に分解すれば、反力Fの合力を求めることができます。

図より2本のFが60度の角度で開いている平行四辺形を考えれば、合力fは√3Fになります。

合力fのFに、I、rの値を代入すれば、選択肢(3)が求まります。

2でなく、3本の導体間の力を求める というのが、ちょっと面食らうところです。公式を覚えておくだけでは対応できないかもしれません。過去問を解きまくって場数を踏んで、落ち着いて解けるメンタルを身につける必要があります。過去問は、時間を測らずリラックスして解くのではなく、時間を測って目標時間内のプレッシャーの中で解くべきです。特に初見の過去問はシミュレーションとして貴重な機会です。自分の実力把握のため時間を測って何も見ない状態で解くことをオススメします。

以上、何か参考になったら嬉しいです。

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