50代のボクです。50代に入ってから電験の勉強を開始し、3年で電験三種、電験二種ホルダーになりました。素人ですが、過去問の解説を試みます。自分で解くなら こんな感じ を分かりやすく示したいと思います。素人解説なので電験二種合格者でも、この程度ということでご勘弁を。
令和3年度 第三種電気主任技術者試験 理論科目 問14
![](https://50dainoboku.com/wp-content/uploads/2022/11/image.png)
覚えておくべき公式
ブリッジ問題です。基本公式は覚えておかなければ話になりません。公式覚えているだけで解けるほど簡単ではない場合があり、今回も一読して回答の筋道が分かるほど簡単ではありません。すこし解いてみてから、正解を取りに行くか時間を優先して捨てるか 判断することになります。
基本の公式は以下で、これは覚えていなければ話になりません。
![](https://50dainoboku.com/wp-content/uploads/2022/11/image-2.png)
これより
![](https://50dainoboku.com/wp-content/uploads/2022/11/image-3.png)
まではたどり着けるはず。この問題の難しさは誤差を計算させていることで、問題を一読した段階では、この先のイメージがつきません。とりあえず、誤差の定義の式を上の(2)式に代入してどうか というところです。
素直に誤差の式を立ててみる
(2)式を誤差を含んだ式にすると、
![](https://50dainoboku.com/wp-content/uploads/2022/11/image-4.png)
問題に与えられた定義より
![](https://50dainoboku.com/wp-content/uploads/2022/11/image-11.png)
(2)式を考慮して(5)式を整理すると
選択肢は(5)となります。
基本的な式から解いてみて、時間配分を気にしながら、難しそうなら途中で止めて次の問題に移る判断力が必要な問題と思います。
以上参考になったら嬉しいです