素人解説 令和4年度下期 電験三種 理論科目問11

電験三種

50代のボクです。50代に入ってから電験の勉強を開始し、3年で電験三種、電験二種ホルダーになりました。素人ですが、過去問の解説を試みます。自分で解くなら こんな感じ を分かりやすく示したいと思います。素人解説なので電験二種合格者でも、この程度ということでご勘弁を。

令和4年度下期 第三種電気主任技術者試験 理論科目 問11

出典:令和4年度下期  第三種電気主任技術者試験  理論科目 問題 問11

暗記問題です。暗記物は苦手で、電験三種、電験二種に合格したときも直前に短期記憶で詰め込みました。この記憶詰め込み内容にヒットしていたら楽勝。ヒットしていなかったら、長期記憶に残っているヒントを元に足掻くが、時間をかけないようにしてカンで当たればラッキーです。

後で、愛用の参考書を見てみたところ、可変容量ダイオード、定電圧ダイオード、レーザーダイオードという単語は載っていませんでした。と、いうことは仮に本番受験として解いていてもギャンブルということです。

ダイオード関連で、短期記憶ではなく必ず覚えておくべきことは、

  • pn接合の順方向では電気が流れやすい。逆方向ではほとんど流れない
  • 逆方向で電圧を上げると急に流れるようになる(ツェナー効果)

ただし、これだけの材料+カンで、ボクが解答したときは不正解でした。

(a)可変容量ダイオード:逆方向で電気が流れないダイオードの性質はコンデンサのような容量性を持つ ということのようです。

(b)定電圧ダイオード:ダイオードに順方向の電圧がかかれば比例した電流が流れます。説明のように電圧が一定になるのは逆方向

(c)レーザーダイオード:発光ダイオードはスイッチが入ったことを示す発光など、色々なところで使われていて、身近です。レーザーを発光するダイオード可と思います。発光は順方向です。

と、いうことで正解は(5)。シミュレーション時のボクは(a)を間違いました。

知識を問う問題で、知らないことを聞かれたら、何とか選択肢を絞ってカンで答えるのが現実的と思います。覚える範囲をいたずらに広げるのは オススメしないです。今回ダイオードについて出たので、さらに種類を広げて覚えても、次回ヒットするか 分からないですし、他の分野でも同じように広げなくて良いのか です。

やるべきことは

  • 愛用の参考書の内容はきっちり覚えておく
  • 過去問に出た内容は覚えておく

です。電験三種の試験頻度が上がって電気主任技術者を国が増やそうとしているのは明らかです。ただし、試験問題は徐々に難しくなっていくと思われます。知識を問う問題もだんだん、これまで聞かれなかった細かい内容の問題が増えると思います。記憶力が弱ってきた50代には厳しいです。

戦略は、過去問にでた暗記問題は絶対落とさない(他の受験者に遅れは取らない)、計算問題など練習量がモノを言う範囲で差をつける です。

満点を狙う必要はありません。過去問解説しているのに正解しなくても良い という変なことを書いていますが、範囲広げて覚えるより、他の勉強に時間を回したほうが有効と思うということです。

以上 何か参考になったら嬉しいです。

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