あけましておめでとうございます。皆さん 電験に向けて勉強は進んでいるでしょうか?
電験三種の勉強で、まず最初にやること。それは参考書を読み込んで理解することです。一番最初は理論科目から入る人が多いと思います。ボクが使っていたのはOHM社の完全マスターシリーズ。詳しく、網羅的に書いてあるのでオススメです。
電験三種の理論については、この参考書だけ極めればOKと思っているのですが・・・・。
公式が多い!
大事な式や言葉は赤文字にしてくれているのですが、多すぎる。とても覚えられません。ボクは暗記物が好きではありません。
公式暗記用ノートの作り方
赤文字の中から覚えるべき公式を選んで暗記用にノートに書き出しました。そのやり方は、
- ノート1頁を左右に分割します
- 片方に公式、片方に説明を書く
- 説明には、記号の意味の他、テキストに戻れるように頁をメモしておく
ノートの片側を隠して覚えるだけです。説明を見て公式を思い出す or 公式を見て説明できる で試験本番で使えるようになります。それでも公式の数は膨大になりました。多すぎて覚える気が起きませんでした。
数学は暗記物とおっしゃる方がいますが、ボクはそう思いません。理数系に進んだのは暗記科目が苦手だったところもあります。膨大な公式をどうしたか
結局さらに厳選して覚える公式を減らしました。写真のピンク蛍光ペンで囲った公式で40個程度になりました。
その他の公式はどうするか ・・・導出するんです。上記公式には、完全に数学の公式は含まれていません。
sin2θ=2sinθcosθ
のような数学の公式は覚えている前提で、覚えているピンク公式から導出します。
ピンク公式のみ覚える場合のメリット
- このやり方のメリットは覚える公式数を大きく減らすことが出来ることです。数が減れば、覚えるべき公式をキッチリ覚えることが出来ます。
- キッチリ覚えれば、あやふやな記憶で試験中に迷う事がなくなります。
- 試験中に限られた公式から必要な式を導出する=思考力がつきます(というか必要です)。思考力が付けば、異種材料を挟んだコンデンサの問題など、ひねられた場合にもついていけます。
ピンク公式のみ覚える場合のデメリット
- デメリットは、計算力が必要になることです。試験中には限られた公式しか使えません。他の公式を導出するときに、間違えない計算力が必要です。
- また、問題を解くスピードが必要になります。公式を導出する時間は記憶から取り出す時間に比べて長くなります。特に理論科目は問題が多いです。ただでさえ時間が不足するので、公式の導出で手間取っているようではピンチです。公式を導出→問題を解く時間を確保するスピードが必要です。
- と、いうことで、練習量をこなす or 数学の力が必要です。昔の受験時代に数学をある程度鍛えてある人にオススメです。
まとめ
ボクの場合は、電験三種理論の参考書を読んで、この公式は大事だ と思って、ノートに書き出したのですが、ボリュームが多すぎて覚えられる自信がなくなり、結局 厳選された公式のみ覚えた というところです。
こんなことは理系の人にとっては当たり前のやり方なのかもしれません。参考書を読んで膨大な公式を皆さんはどうやって勉強しているんだろう と思って自分の場合を書いてみました。文系の方にとっては参考にならないかもしれません。ボクの場合の攻略方法を紹介しました。理系の方は出来ると思うのですが、却って当たり前のことを書いているかもしれません。
次回、具体例を示そうと思います。