素人解説 令和4年度下期 電験三種 理論科目問14

電験三種

50代のボクです。50代に入ってから電験の勉強を開始し、3年で電験三種、電験二種ホルダーになりました。素人ですが、過去問の解説を試みます。自分で解くなら こんな感じ を分かりやすく示したいと思います。素人解説なので電験二種合格者でも、この程度ということでご勘弁を。

令和4年度下期 第三種電気主任技術者試験 理論科目 問14

出典:令和4年度下期  第三種電気主任技術者試験  理論科目 問題 問14

知識を問う問題です。覚えていなければ、ほぼ終わりです。以上。

なんですが、試験本番なら仮に知らない問題でも少しは食らいつきます。そのノリで考えてみます。ボクは理系なので、ディジタルって何?というわけではないですが標本化、量子化・・・ち、違いは何???くらいの知識です。

ざっと読んで各選択肢について考えます。

選択肢(1):アナログ量って?多分、正弦波の波形くらいだろう。
正弦波をディジタル変換して忠実に再現するって?・・・
ディジタル化して曲線がカクカクになったとしたら、時間=横軸の分割が粗いと忠実に再現できないってことと予想。

アナログ量=正弦波の周波数が上がると、時間分割も細かくする必要がある=周波数が上がる・・・何だか正しい気がする。
自信は無いが◯

選択肢(2):量子化って?自信は無いが、ディジタル化と同じとして、数値化する と考えると、真の値から誤差は発生する。多分◯

選択肢(3):量子化がディジタル化と仮定して、符号化は不明。ただし、2進符号って知らないけど、コンピュータで処理するときは2進数に変換するって話は知っている。2進符号=2進数 と考えると符号化はディジタル化した値をさらに2進数化することと読め、意味は通る。多分◯

選択肢(4):ノイズに強い はディジタルの特徴。50代の方ならレコードからテープへのダビングでノイズにより音質が劣化する(似たような現象は〇〇ビデオのテープのダビングでも)事は計算済。自信を持って正しい。◎

選択肢(5):FFT演算って?フーリエ変換のこと と思い出せれば喰らいつけます。フーリエ変換は要するに色々な関数を正弦波と余弦波の組み合わせにしてしまう変換です。
ディジタル化=コンピュータ処理として、オシロスコープで得られた色々な波形を処理することをイメージします。アナログ値をディジタル化したらカクカクの形になってしまうが、それからフーリエ変換するのか?アナログ値をフーリエ変換して正弦波と余弦波の塊にしてからディジタル化するか?

なんとなく後者の気がします。なので ✕(多分)

だいぶ前にこの問題を解いたときには選択肢(3)に引っかかりました。偉そうなことは言えません。何回か書いてあるとおり、ディジタル化が出たからディジタル化周辺の用語を覚えて、不安だから他の用語もなるべく覚えて・・・ではキリがありません。

ボクの場合は、過去問と信頼する参考書に載っていない暗記問題は諦める という割り切りをしていました。暗記問題の手を広げて勉強する時間を他の計算問題に当てたほうが有用と考えていました。電験三種は6割が合格ライン。何問か暗記問題を落としても大丈夫なように、8割解ける実力を目指す方が戦略として正解と思います。

以上何か参考になったら嬉しいです。

タイトルとURLをコピーしました