素人解説 令和3年度 電験三種 理論科目問5と試験当日に気をつけること

全般

50代のボクです。50代に入ってから電験の勉強を開始し、3年で電験三種、電験二種ホルダーになりました。

今日  8月20日は電験二種の一次試験、明日  8月21日は電験三種の上期試験ですね。受験する皆さんは実力を発揮できるよう、お祈りいたします。

令和3年度理論科目5問目

出典:令和3年度  第三種電気主任技術者試験  理論科目 問題 問5

電験合格し、1年以上のブランク後に最新の令和3年度の問題を解いてみました。そのときに、恥ずかしながら間違った問題です。知識を聞いているので知らなければギャンブルになります。

技術の仕事をしているなら、熱電対は使ったこともあり身近に感じる方もおられると思います。ボクも接触式温度計など使ったことがあり、イメージは付きました。1行目のヒントからも選択肢(イ)が  熱  であることは、ほぼ自明。選択肢(ウ)、(エ)はセットで高低か温冷か  ですが、高低では温度と限らないのでカンで答えて温冷を選択。で、(1)か(4)に絞れますが、選択肢(ア)で逆を突きました。

ペルチェ素子というものがあり、クーラーを作ることができるそうです。電気を流して温冷を作り出すのがペルチェ素子のようです。温度計はその逆で、温冷で発生する起電力を温度として表示します。

なので、ゼーベック効果とペルチェ効果が温度と電気の関係で、温冷で起電力を得るか、電気で温冷を作り出すか  逆の関係であることを知っていれば出来た問題でした。

負け惜しみですが、ボクは計算問題を主力と考えていたので、暗記を問う問題は  ある程度落としてOK。今回も2択まで持ち込んでいます。半分拾えれば御の字です。ですが、そんな事を考えていたので、暗記中心の法規科目では苦労しました。

試験当日  気をつけること

もう手遅れかもしれませんが、ボクの場合の  試験当日に気をつけることを。

試験本番当日、前日は、既に勉強そのものより体調管理の方が重要です。寝不足などにならないことが最重要。気分のリフレッシュのためTVを見るなども ありと思います。

あと、重要なのは試験当日に要らないトラブルがないこと  です。以下、当然とは思いますが気をつけるべきことは・・・

  • 当日の交通機関
  • 昼食をどうするか
  • 試験会場のトイレの位置

馴染みがある交通機関ですぐ行けるなら大丈夫ですが、時間に余裕を持って試験会場までの移動時間を計算しましょう。当日は混み混みになる可能性もあります。30分程度は早く会場について心に余裕を持ちたいところです。

昼食は、会場に行く前にコンビニでおにぎりなど買っておいたほうが良いです。買いに行って食べる時間があるか、売り切れなど無いか  

あと、会場についたらトイレの位置を確認しておきます。出るものならさっさと出しておく。試験間の休憩時間は混み合うかも。ボクは電験二種一次試験のとき、大が使用中で上下2階分くらい階段でウロウロした覚えがあります。

嫌な言い方ですが、電験試験は準備段階で8割方  勝負はついています。準備出来ている方は普段の実力を発揮できるか  だけ注意しましょう。本番途中に、あれ?難しい  と感じても、他の方も同様なはず。実力を発揮できれば遅れは取らない  と信じて冷静さを保ちましょう。

準備できていない方は、試験直前まであがきましょう。直前に見ていた公式がバッチリ出るかもしれません。準備不足は仕方無いので試験中も時間いっぱい集中力を発揮し、最後まで諦めない。

合格すれば、明るい将来とは言いませんが、少なくとも『勉強すべき』のプレッシャーから開放された生活が待っています。加油!

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