電験三種オススメ参考書

全般

 結論から書くとボクのオススメ参考書は、OHM社 完全マスター 電験三種 シリーズです。以下 完マスシリーズはこんな人にオススメです

  • ある程度 数学が出来る人
  • 山をはらず、苦手分野を作らないでおきたい人
  • マージンを取って合格できる実力を身に付けたい人

 ボクはネットで調べて参考書や問題集を買いました。参考書や問題集は分厚いものが多いので、最後まで読むこと、最後まで解くことは、そう簡単に出来ません。色々な物に手を出さず、一度決めたものをやりきって繰り返す が良いと思います。参考書は高額です。4科目あり、合計はおそらく1万円を超える投資となります。

 ボクのオススメの参考書は、色々なものを比較した上での、オススメ ではありません。自分で使った上で合格まで導いてくれた という意味でオススメです。以下 完マスシリーズを使用した者としての感想を記します。

全体:カラー印刷で図も多く、網羅的に書いてあるのでほぼコレで他の参考書は不要と思います。ただし、理論科目は三角関数、ベクトルなど数学の実力が足りない人はついていけないかもしれません。電験二種の一次試験も理論以外の3科目をこの参考書で乗り越えています。

例題・練習問題:各章の節目に例題があり、理解を助けてくれます。また、各章末に練習問題があります。練習問題は過去問レベルで力試しができます。ボクの場合は例題、練習問題をやりながら1回通して読み、あとは別に買った過去問の問題集を解く。過去問の答えを読んで分からないところを完マスに戻って調べる という使い方でした。例題、練習問題も、問題を見てすぐに答えを見るのではなく、答えを見ずに鉛筆を持って自分で一回は解こう と試みましょう。解けずに答えを見たときの印象度が変わり、記憶が定着しやすくなります。

 全体にボリュームは多く、捨て領域を作らないで済むと思いますが、それだけにやり込むのは大変かもしれません。また、理論科目では多くの数式が公式として出てきますが、その数も多いのでボクの場合は、公式をノートに写し、厳選した公式のみ覚えました。

 時間が取れないなどで、あまり出ない領域にはパワーを割きたくなく、頻出分野だけやりたい という人には向かないかもしれません。(それではギャンブルになってしまうので個人的にはお勧めしませんが)

 腰を据えて勉強して次は必ず合格する という方にはお勧め出来る参考書と思います。

 以上参考になれば嬉しいです

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